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7月14日/1968(S43)年
鎌田実〝飛行機が恐くて〟早退 阪神タイガースで好きなセカンドをひとり挙げよ――、オールドファンなら、まず「鎌田実」と答えるだろう。ショート吉田義男とのコンビで鉄壁の二遊間を誇った。「グラブの魔術師」とも呼ばれ、デトロイト・ダイガース仕込み(1963年、阪神はデトロイトのキャンプに参加した)のバックトスは通をうならせた。 ただこの人、困ったことに飛行機が大嫌いだったらしい(どうやってアメリカまで行ったんだ)。遠征もチームメイトとは別行動で、夜汽車を使って移動した。で、この行動となった。 彼は一時近鉄に移っていた(70年に阪神に復帰)が、その時の出来事。この日は日生球場で、東映とダブルヘッダー。翌日は西鉄とナイターだったので、チームは次の日の午前中に飛行機とバスを使って小倉まで移動する予定だった。当然、鎌田は夜行列車で行くことに決めていた。しかし、試合時間が延びてしまった。このままでは列車に間に合わない。2試合目の途中、鎌田は三原脩監督に「試合の途中ですが、これから小倉に向かいます」と言って了解をとりつけると、タクシーを拾い大阪駅へ急いだ。時間がないのでタクシーの中でユニフォームを着替えたという。「主力選手が職場放棄」なんてことは書かれない、ほのぼのとした時代でした。(杉) ★09年の追加コメント よく考えてみると、この話題そのものより、近鉄時代の三原監督・鎌田実の話題、というほうがレアな気がします。
by sairyushakikaku
| 2009-07-14 12:48
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