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01年に『毎日が名勝負読本』を出してから、もっとも大きな事件は04年の球団再編の出来事でしょう。2リーグ制は維持され、交流戦等の「改革」もありましたが、「近鉄(バファローズ)」と「ブルーウエーブ=つまりは阪急の系譜」が消えたことは、覚えておいていいことだと思います。
プロ野球に限らず、類似の(嫌な)出来事がない保証はないのですから。 以下2004年の出来事(選手会のストあたりまで)をコメント抜きで挙げておきます。 関連書としては、『男泣きスタジアム』(彩流社刊)があります。 ◆6月13日 近畿日本鉄道の山口社長と近鉄球団の小林社長が、近鉄とオリックスが合併することで合意したと発表。オリックス側も認める。 ◆6月21日 実行委員会。大筋で合併が了承されたが「具体案が示されていない」と反発の声も。 ◆6月30日 IT企業「ライブドア」が近鉄の買収に乗り出す意向を表明。 ◆7月 7日 オーナー会議で西武堤オーナーが、もう1つの合併話が進んでいることを明かす。巨人渡辺オーナー(当時)は「10チームになったら1リーグにした方がいい、という意見が多かった。パの球団はみんなそうでしょうし、セでも私は1リーグにした方がいいと思う」と発言。 ◆7月26日 実行委員会で1リーグ制移行の是非について7時間のロング会議。 ◆8月10日 オリックスと近鉄が合併に関する基本合意書に調印。 ◆8月13日 巨人が明大一場投手への現金授受を公表し、日本学生野球憲章に抵触する違反行為の責任を取り、渡辺オーナーが辞任。読売新聞東京本社・滝鼻社長が新オーナーに就任。 ◆8月23日 12球団代表者会議。パ側が新たな合併案を30日の実行委で報告する見通し示す。 ◆8月26日 根来コミッショナーが「たとえ10チームになっても1リーグありきではない。選択肢はいろいろある」と私案準備を明らかに。 ◆8月27日 近鉄、オリックスが合併契約書に正式調印。選手会は東京地裁に合併差し止めの仮処分申請。また巨人渡辺前オーナーが5対5、交流戦を前提とした「新2リーグ」構想を披露。 ◆8月30日 実行委員会。合併承認は先送りとなり、新たな合併案も報告されなかった。 ◆9月 1日 パ・リーグ小池会長が1リーグ移行にこだわらない姿勢を示す。 ◆9月 3日 選手会の仮処分申請が東京地裁から却下される。また巨人のパ・リーグ移籍検討が発覚。もう1組の合併が成立した場合に巨人がパに移り、5球団ずつの2リーグ制にするというもの。2年ごとにリーグの構成球団を入れ替える案も浮上。 ◆9月 6日 労組・選手会が週末スト決行を決議。実行委員会では近鉄、オリックスの合併を正式に承認。 ◆9月 7日 西武堤オーナーがロッテ重光オーナー代行らと面談も「西武とロッテの合併」は否定。重光オーナー代行は巨人渡辺前オーナーとも会談。 ◆9月 8日 臨時オーナー会議でセ6球団、パ5球団による変則的な2リーグ制維持の方向性を決める 臨時オーナー会議の承認、確認事項 (1)近鉄とオリックスの球団合併を承認 (2)協約改正 <1>議長の球団が案件の利害関係にある場合、一時的にコミッショナーに議事を一任することができる <2>参加資格にかかわる加盟料(60億円)参加料(30億円)を見直す。実行委員会で協議後、11月2日のオーナー会議で最終承認する (3)来季はセ6、パ5の2リーグ制で運営。ただしオーナー会議はなんらかの動きがあった場合は機動的に審議していく (4)9月29日の臨時オーナー会議でセ、パ交流試合を審議する ◆9月 9日 協議交渉委員会を開くが、結論出ず翌日へ継続審議。 ◆9月10日 協議交渉委員会2日目、近鉄とオリックスの合併を凍結した場合のシミュレーションを行うことなど6項目で暫定合意。予定していたストのうち、11日と12日については行わないことを決めた。 ◆9月13日 臨時実行委員会が開かれ、オリックスと近鉄び合併凍結がないことを再確認。これにより近鉄の存続可能性はゼロになった。また、交流戦数を1チーム「6」か「12」のどちらかにすることも検討した。 ◆9月15日 インターネット商店街最大手の楽天がプロ野球の球団経営に参入する検討を開始。 ◆9月16日 プロ野球労使交渉を再開。また、球界参入を狙うライブドアの幹部が東京・内幸町のコミッショナー事務局を訪れ、日本プロ野球組織(NPB)に参加申請を行った。本拠地は仙台市の宮城県営球場で球団名も今年中に選定し、監督などは10月末までに確定する方針。 ◆9月17日 16日に引き続き労使交渉を行うが、新規参入時期などで合意できず、選手会は18、19日のストライキ突入を決定。 ◆9月18、19日 プロ野球選手会によるストライキ ◆9月20日 横浜、阪神がライブドア来季参入支援を表明。 ◆9月21日 臨時実行委員会開催。経営側が新規参入で歩み寄りの姿勢。また、選手会古田会長が、交渉妥結でも代替試合を行わない考えを示す。 ◆9月22日 楽天の三木谷社長が、本拠地を仙台とした加盟申請を24日に行うことを表明。 ◆9月23日 前日に続いて労使交渉が行われ、12球団制維持に向けて来季からの新規球団参入などで合意し、妥結。25、26日のストライキは回避。
by sairyushakikaku
| 2009-07-03 15:47
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